小規模企業共済制度

小規模企業共済制度とは、小規模企業の個人事業主または会社等の役員の方が事業をやめられたり退職された場合に生活の安定や事業の再建を図るための資金を予め準備しておく共済制度でいわば経営者の退職金制度といえるものです。

【 制度の特色 】
掛金は、全額が 「 小規模企業共済等掛金控除 」 として所得から控除できます。
共済金は、一括受取の場合は退職所得扱い、分割受取の場合は公的年金等の雑所得扱いとなります。
共済金の支払いは、政府が責任をもっておりますので 安心 ・ 確実 です。
加入者は 無担保 ・ 無保証 で事業資金の貸付制度を利用できます。

【 加入できる方 】
常時使用する従業員が20人以下 ( 商業 ・ サービス業では5人以下 ) の個人事業主や会社等の役員です。
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経営セーフティ共済制度
経営セーフティ共済制度 ( 正式名称 : 中小企業倒産防止共済制度 ) とは、「 取引先の倒産 」 という不測の事態に直面された中小企業の皆様に迅速に資金をお貸しする共済制度です。

【 制度の特色 】
最高8,000万円の共済金の貸付けが受けられます。取引先事業者が倒産した場合、積み立てた掛金総額の10倍の範囲内 ( 最高 8,000万円 ) で回収困難な売掛金債権等の額以内の共済金の 「 貸付け 」 が受けられます。
共済金の貸付けは無担保・無保証人です。共済金の貸付けは無利子です。但し、貸付額の10分の1に相当する額が積み立てた掛金総額から控除されます。
掛金は税法上損金または必要経費に算入できます。
一時貸付け制度も利用できます。 共済金の貸付けを受ける事態が生じなくても、臨時に事業資金を必要とする事態が生じた場合は貸付けを受けることができます。
国の制度で安心・安全です。

【 加入できる方 】
中小企業者等で、引き続き1年以上事業を行っている方です。
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